TubeSaku Creator Spotlight

TubeSaku Creator Spotlightについて

作った理由、週間上位3位の集計方法、運営者についてまとめています。

なぜ作ったのか

YouTubeのゲーム実況を人気順に並べると、上位に来るのは芸能人、大手事務所に所属するVTuber、長く活動してきた有名実況者がほとんどです。遊ばれているゲームも、大手メーカーの話題作に偏ります。TubeSakuのゲーム実況ランキングでも、登録者10万人超の部門はそうした顔ぶれになります。

一方、配信の数で見ると、ゲーム実況の大部分を担っているのは登録者1万人以下のチャンネルです。2026年9月第3週にTubeSakuが分類したゲーム配信の候補は、登録者1万人以下が66,185件、10万人超が1,441件でした。

登録者1万人以下 66,185件
登録者10万人超 1,441件
2026年9月第3週のゲーム実況ランキングの分類件数(ライブ配信・プレミア公開の候補数。ユニーク動画数ではありません)

毎週データを見ていて私たちが感じているのは、これが単なる人気の差ではないということです。あるジャンルで人気のチャンネルが確立すると、おすすめの仕組みはそのフォーマットやテーマが受けると判断します。すると、それをなぞるチャンネルにはインプレッションが回りやすくなって伸び、違うやり方を試すチャンネルには回りにくくなります。やがてジャンル全体が似たようなフォーマットとテーマで埋まり、人気順にインプレッションを分け合う形で固まっていきます。表に出る数字の差以上に、注目そのものが一部のチャンネルに集中しているのです。

人気順のランキングだけを見ていると、今まさに勢いに乗っている実況者や、新しいやり方で面白い配信を作っている実況者、遊ばれ始めたばかりのインディーゲームに出会う機会はほとんどありません。

TubeSaku Creator Spotlightは、そうした実況者とゲームに光を当てるために作りました。ボクシングの階級のように登録者数で部門を分け、同じ規模のチャンネル同士で、ゲームのカテゴリごとに毎週順位をつけています。現在集計しているのは、登録者1万人以下の「ライジング部門」です。同じ条件で競うからこそ、その週に本当に勢いのあった実況者が見えてきます。新しい推しを探している視聴者、自分の伸びを記録として残したい配信者、自分のゲームを遊んでくれている実況者を探しているゲーム開発者の役に立つことを目指しています。

TubeSaku自身も、これから広く知ってもらう段階のサービスです。見つけてもらうことの難しさは、私たちも同じように感じています。

部門について

部門の名前は、フェスの出演枠になぞらえています。どの部門の1位も、同じ規模のチャンネル同士で競って勝ち取った記録です。

  • ライジング部門 登録者1万人以下 今まさに上り調子の実況者たち
  • ブレイクアウト部門 登録者1万人超〜5万人以下 壁を突き抜け、名前が一気に広がる実況者たち(準備中)
  • ヘッドライナー部門 登録者5万人超〜10万人以下 ステージの主役、次の大物候補たち(準備中)

部門は記録した時点の登録者数で決まり、チャンネルが成長すると次の部門に上がります。ライジング部門で残した記録は、その後ブレイクアウト部門に上がっても消えません。

Creator Spotlightに載るということ

この部門の競争は決してやさしくありません。これまでの9週間で、カテゴリ別の週間集計に登場した登録者1万人以下のチャンネルは5,092。そのうち一度でも上位3位に入り、Creator Spotlightに名前が載ったのは1,122チャンネルです。

上位3位は、同じカテゴリで同じ週に配信した数多くのチャンネルの中で、その週にいちばん視聴者を集めた実況者に残る記録です。Creator Spotlightに載ることが配信者にとって誇れる実績になるよう、記録を大切に扱っています。記録はその時点の登録者数と一緒に残り、その後チャンネルが大きく成長しても消えません。

どうやって集計しているか

集計の流れ

YouTubeの公開データから、タイトルや説明文をもとに配信で遊んでいるゲームを特定し、ゲームをカテゴリに割り当てます。そのうえで、記録時点で登録者1万人以下のチャンネルを対象に、同じカテゴリの配信の再生数をチャンネルごとに1週間分合計し、上位3位を保存します。YouTube Liveと縦型配信は見られ方が違うため、別々に集計しています。

カテゴリの考え方

カテゴリはストアの公式ジャンルをそのまま使っていません。「その配信者の視聴者が、次にどんなゲームを受け入れやすいか」を基準に、TubeSakuが61のカテゴリに分類しています。たとえばDead by Daylightはホラー要素を持つゲームですが、視聴のされ方に近い「非対称対戦」に入れています。

新作ゲームの分類は人が見直しています

ゲームの特定とカテゴリの割り当ては、自動化だけでは正確になりません。毎週のように新作が出ますが、YouTube上でもゲームの情報が紐づいていない新作は少なくありません。最新の大規模言語モデルでも、たとえば『SILENT HILL f』が発売されたとき、末尾の「f」を表記ゆれとみなして既存の『サイレントヒル』シリーズにまとめてしまうことがあります。

そのため、新しく現れたゲーム名とカテゴリの割り当ては、定期的に人が確認して修正しています。分類を見直したときは、過去の記録も現在の分類で集計し直します。

自動で作っている部分

集計と各ページの作成は自動で行っています。数千のチャンネルを毎週同じ基準で比べるには、自動化が欠かせないためです。順位は再生数の集計結果であり、人による審査や推薦ではありません。YouTube公式の認定でもありません。

誰が運営しているか

TubeSakuを運営するWebbigdata配信データ研究所(有限会社GIPU)が、データの収集、ゲーム分類のレビュー、集計を行っています。

私たち自身もYouTubeチャンネル「WebBigData配信データ研究所」を運営し、配信データの分析をもとにした独自の動画を毎週公開しています。それでも、登録者が100人を超えるまでにおよそ1年かかりました。チャンネルを伸ばすことの難しさは、配信者の皆さんと同じ立場で実感しています。だからこそ、伸びた記録をきちんと残したいと考えています。

公開範囲について(2026年10月)

2026年10月に公開範囲を見直しました。個別のチャンネルページは、週間上位3位に1回以上入ったチャンネルに限って公開しています。週間集計に登場しただけのチャンネルのページは公開を終了しました。

検索エンジンには、まずカテゴリごとのページを中心に公開しています。個別のチャンネルページは内容を充実させながら、記録の多い方から順に公開範囲を広げていく予定です。

掲載内容の訂正・掲載停止

ご本人からの訂正・掲載停止の申請は専用フォームで受け付けています。確認のうえ対応します。

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