調査レポート | 切り抜き872チャンネル・比較対象 約22万チャンネル

YouTubeショートの「オリジナル優先」で
切り抜きの再生は落ちた?

公開: 2026年10月24日分析期間: 2026年9月12日〜10月21日対象: 日本のショート中心の切り抜き872チャンネル

この調査の解説動画:公認切り抜きも再生数激減。ショート動画で伸びる側、伸びない側の決定的な違い

WB
調査・分析・執筆
Webbigdata配信データ研究所 / TubeSaku

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2026年10月1日、YouTubeはショートのおすすめを更新し、他のクリエイターの動画に独自の要素を加えずに再アップロードしたようなコンテンツは、おすすめでの表示回数を制限すると発表しました。開始日や、自分のチャンネルが対象かを確かめる方法は示されていません。そこで、TubeSakuが毎日記録している約60万チャンネルの総再生数から、変更の前後で切り抜きチャンネルの再生がどう変わったかを調べました。

結論:切り抜きの再生は10月1日から約14%落ちた。ただし一律ではない

ショート中心の切り抜きは、日本の他のチャンネルと比べて約14%再生が落ちました。大きく落ちたのは一部のチャンネルで、同じ素材の切り抜きでも明暗が分かれています。

同規模のチャンネルと比べた再生の伸びが半分以下になった切り抜きチャンネルは、9月の11.9%から10月は24.4%に増えました(日本の他のチャンネルは7.3%→12.1%)。下がりやすかったのは、登録者数に比べて再生数の多い「おすすめ頼み」のチャンネルです。切り抜きの下落のおよそ半分はこの性質で説明でき、残りの半分は切り抜きであること自体によるものでした。公認を名乗るチャンネルでも17のうち7が半分前後まで下がり、長尺中心の切り抜きには同じような段差は見られませんでした。

切り抜きの相対リーチ
約14%減
日本の他のチャンネルとの比 1.00 → 0.86(9月平均→10月平均)
伸びが半分以下になった切り抜き
24.4%
9月は11.9%/872チャンネル
公認を名乗るチャンネル
7 / 17
伸びが半分前後まで下がった数

記事・資料にそのまま使える引用用サマリー

TubeSakuが日次で収集するYouTubeチャンネルの総再生数をもとに、2026年10月1日のYouTubeショートのおすすめ変更の前後(9月12日〜28日と10月3日〜21日)を比較した。日本のショート中心の切り抜き872チャンネルは、日本の他のチャンネル44,675と比べて再生が相対的に約14%落ち、同規模のチャンネルと比べた伸びが半分以下になったチャンネルの割合は9月の11.9%から10月は24.4%に増えた(日本の他のチャンネルは7.3%から12.1%)。チャンネル名に「公認」を含む17チャンネルのうち7チャンネルも、伸びが半分前後まで下がった。長尺中心の切り抜きには同様の段差は見られなかった。YouTubeがどのチャンネルを対象としたかは公表されておらず、観察データによる分析で因果関係を示すものではない。出典:TubeSaku「YouTubeショート切り抜きの再生調査 2026」 https://tubesaku.com/research/youtube-shorts-clip-reach-2026/

調査の背景

YouTubeは2026年10月1日、ヘルプのお知らせで、ショートのおすすめシステムを更新してオリジナルのコンテンツの優先度を高めると発表しました。あわせて、他のクリエイターの動画をそのまま再アップロードしたような、独自の要素がないコンテンツは、おすすめとしての表示回数を制限するとしています。

海外メディアの報道によると、判定はチャンネル単位で、独自のコメント・編集・ストーリーがあれば別扱いになります。一方で、画面の内容を説明するだけのナレーション、軽い技術的な編集、テンプレートによる一括の変更は、独自の要素とはみなされないとYouTubeの担当者が説明しています。

日本のショートでは、配信者やタレントの動画の一場面を切り出した「切り抜き」が大きな割合を占めます。切り抜きがこの「再アップロード」に当たるのか、公認や許諾があれば別なのかについて、YouTubeは何も言っていません。そこで本調査では、実際の再生の記録から、どんな切り抜きがどれだけ影響を受けたのかを確かめました。

Q. 切り抜きの再生は本当に落ちた?

落ちました。日本の他のチャンネルと比べた相対リーチは、9月の平均1.00から10月は平均0.86、約14%減でした。

10月は季節的な要因などで、切り抜き以外も含めて全体の再生が落ちていました。その影響を取り除くため、各チャンネルの日次の再生を変更前の水準で割った「相対リーチ」を求め、切り抜きの値を日本の他のチャンネルの値で割った比で見ています。1なら日本の他のチャンネルと同じ動き、0.86なら14%少ない動きです。

0.70.80.91.01.11.210/19/129/199/2510/310/1210/2110月の平均 0.869月の平均 1.00
ショート中心の切り抜き(872ch)長尺中心の切り抜き(113ch)

YouTube側で総再生数の更新が止まった日とその翌日、収集時刻がずれた日・収集がなかった日は、2〜3日分をまとめて1点にしています(10/1〜2、10/14〜16など)。9/21は再生数の一括取り消しがあったため除外。

チャンネル単位で見ても同じ傾向です。同規模のチャンネルと比べた10月の再生の伸びを、9月の中での同じ計算(9/12〜9/20 → 9/22〜9/28)と比べました。

グループチャンネル数半分以下(9月→10月)4分の1以下倍以上
切り抜き(ショート中心)87211.9% → 24.4%3.3% → 11.0%16.5% → 10.9%
日本の他のチャンネル44,6757.3% → 12.1%2.0% → 4.2%12.8% → 9.1%
切り抜き(長尺中心)1138.0% → 11.5%1.8% → 3.5%13.3% → 8.8%
海外のチャンネル168,29911.8% → 16.1%3.9% → 7.0%11.9% → 12.9%

半分以下になった割合の増え方は、切り抜きが約12.5ポイント、日本の他のチャンネルが約5ポイントで、上乗せは約8ポイントでした。一方、倍以上に伸びた割合の減り方は両者で大きな差がありません(−5.6と−3.7ポイント)です。全体が一律に下がったのではなく、一部のチャンネルが大きく落ちた形です。再生の量で見ると、切り抜き872チャンネルの1日の再生の合計は約7,000万回から約5,300万回へ約24%減りました(日本の他のチャンネルは約5%減)。

Q. いつから下がった? まだ下がり続けている?

10月1日〜2日の区間からすぐに下がり、その後は10月21日まで横ばいでした。

10/1〜2の区間(9/30朝〜10/2朝の増分)で比はすでに0.92まで下がり、10月前半(10/3〜10/12)の平均は0.86、後半(10/13〜10/21)は0.87でした。数日かけて段階的に広がる形ではなく、発表とほぼ同時に効いたと考えられます。

グループ9月10月前半10月後半
切り抜き(ショート中心)11.9%26.5%24.4%
日本の他のチャンネル7.3%13.2%14.9%

伸びが半分以下になったチャンネルの割合。後半は使える日が5日しかなく値が振れやすいため、どのグループも高めに出ます。

前半に半分以下になった切り抜き231チャンネルのうち62.8%は後半も半分以下のままでした(日本の他のチャンネルは56.9%)。前半は下がっていなかったのに後半に新しく半分以下になった割合は、切り抜き10.6%、日本の他8.5%と差は小さく、後から順番に適用されている形はほとんど見られませんでした。

Q. どんなチャンネルが下がった?

登録者数に比べて再生数が多い「おすすめ頼み」のチャンネルほど下がっていました。切り抜きの7割がこのタイプです。

8月下旬の1日あたりの再生数を登録者数で割った値(登録者10万人で1日1万回なら10%)でチャンネルを分け、10月に伸びが半分以下になった割合の増え方を比べました。帯を決める期間と比較の期間は分けています。

登録者あたりの1日の再生切り抜き日本の他海外
20%未満±0(21ch)+2.9+3.1
20〜50%±0(35ch)+3.1+2.4
50〜100%+12.0(58ch)+4.3+3.0
100〜300%+9.0(133ch)+5.7+4.6
300%以上+14.4(625ch)+10.1+8.9

9月→10月の「伸びが半分以下になった割合」の増え方(ポイント)。

日本の他のチャンネルでも海外でも、おすすめへの頼り方が大きい帯ほど下がり方が大きく、登録者の3倍以上の再生を毎日集めていたチャンネルでは、半分以下になる割合がほぼ倍になりました。今回の変更はおすすめの仕組みの更新なので、固定のファンが少なくおすすめに頼るチャンネルほど影響を受けるのは自然な結果です。

切り抜きは872チャンネルのうち625(72%)がこの「300%以上」の帯にいました(日本の他のチャンネルは16%)。仮に切り抜きが帯ごとに日本の他のチャンネルと同じだけ下がったとすると、半分以下になる割合の増え方は約8.6ポイントになります。実際の上乗せ約8ポイントのうち、約半分はおすすめ頼みのチャンネルが多いことで説明でき、残りの約半分は、同じくらいおすすめに頼るチャンネルと比べても余分に下がった分、つまり切り抜きであること自体の影響と考えられます。

海外のチャンネルでも同じ傾きが出ているため、おすすめ頼みのチャンネルが下がった部分には、10月のフィード全体の変化(季節要因など)も含まれている可能性があります。

Q. 公認の切り抜きなら大丈夫?

大丈夫とは言えません。チャンネル名に「公認」を含む17チャンネルのうち7チャンネルが、伸びが半分前後まで下がりました。
同規模比の伸び(10月÷9月)チャンネル数
0.5倍以下7
0.5〜1.0倍5
1.0倍以上5

チャンネル名に「公認」を含み「非公認」を含まない17チャンネル。自分で公認と名乗っているだけのチャンネルが含まれる可能性があります。

公認切り抜きチャンネルA(登録者数十万人規模)
概要欄に、動画管理元の許諾を得ていること、テンポや音声の聞き取りやすさを調整していることを明記。以前は1本あたり10万回を下回ることがほとんどなかったショートが、10月公開分は数万回程度に。同規模比の伸びは
約0.5倍

許諾があることは著作権の問題で、YouTubeが今回見ているのは独自の要素があるかどうかです。テンポや音声の調整は、YouTubeの担当者が「独自とはみなさない」と説明している軽い技術的な編集に近いと考えられます。許可と独自性は別のものだと言えます。

公認切り抜きチャンネルB
1本の動画の一場面ではなく、複数の動画から「挨拶集」「日常集」などの名場面集を作っている。ショートの再生は数万〜数十万回で安定。同規模比の伸びは
約1.2倍

Q. 同じ素材の切り抜きなのに、何が違った?

目視で比べた事例では、作り方の手間の差が見られました。

下がった切り抜きと下がらなかった切り抜きを40チャンネルずつ抜き出して比べると、同じ配信者・同じグループの切り抜きでも明暗が分かれた組がいくつもありました。素材やタイトルの付け方では区別できず、違いは動画の作り方に表れていました。

チャンネルC(同じVTuberグループの切り抜き)
長尺の配信の特定の場面を、ほぼそのまま1分前後切り出した動画が中心。同規模比の伸びは
約0.5倍
チャンネルD(同じVTuberグループの切り抜き)
フィラーを細かく削り、字幕やアバターの動きの強調などの演出を加え、サムネイルにも手をかけている。同規模比の伸びは
大きく上昇

チャンネルDの伸びには、100万回を超える大きなヒットも含まれます。

傾向としては、長尺動画の場面をほぼ無編集で切り出した動画のチャンネルが大きく下がり、フィラーの削除、わかりやすい字幕、アバターの動きの強調、独自の見解の追加、複数の動画からの再構成など手を加えたチャンネルは影響が小さい傾向でした。上下に帯と立ち絵を付けたテンプレートの枠だけで下がるとは限らず、枠を使っていても横ばいのチャンネルもありました。

目視での比較は抜き出した事例にもとづく傾向です。何もなくても再生が半分以下になるチャンネルは毎月一定数あるため、下がった側の事例の一部は変更と関係ない可能性があります。

Q. 下がっていることに気づかないことはある?

あります。1本のヒットで、チャンネル全体の数字では下落が隠れることがあります。
公認切り抜きチャンネルE
10月に1本が100万回を超えるヒットとなり、10月のチャンネル全体の再生は同規模比で9月の8倍以上に。一方、他の動画は以前ほとんど1万回を下回らなかったのが、10月は1万回を切るのが普通になっていた。
全体は8倍以上、普段の動画は減少

ショートはもともと再生のブレが大きく、たまのヒットで全体の数字が大きく動きます。チャンネル全体の合計だけでなく、普段の動画の再生も見て判断する必要があります。

Q. 再生0のまま増えない「ゼロジェイル」は増えた?

既存のチャンネル全体では増えていません。ただし極端な例はありました。

公開から24〜72時間たった時点で再生が0のショートの割合は、日本の他のチャンネルで0.1〜0.2%、切り抜き候補のチャンネル全体で0.2〜0.5%と、9月から10月までほとんど変わりませんでした。

切り抜きチャンネルF(登録者2,000人超)
ゲームの切り抜きを、同じテンプレートの枠(上に煽り文句、下に登録のお願い)と「#1」「#2」と番号だけ変えた同じタイトルで大量に投稿。10月5日の週に公開した50本のうち、公開1〜3日後も再生0だったのは
35本

登録者がいるのに再生が完全に0なのは、おすすめを減らされたというより、ほとんど配られていない状態です。今回の変更によるものか、スパムや繰り返しのコンテンツとしての判定によるものかは、外からは区別できません。

調査期間中、YouTube側でチャンネルの総再生数の更新が丸1日止まり、翌日にまとめて反映された日が何度もありました(下の「データの注意点」)。1日数字が止まって翌日戻るのは表示の遅れで、何日も0のままの状態とは別のものです。

Q. 長尺の切り抜きは?

長尺中心の切り抜きには、ショート中心のような段差は見られませんでした。

長尺中心の切り抜き113チャンネルの比は、9月の平均1.00に対して10月は約0.97で、日ごとの上下の範囲に収まっています。伸びが半分以下になった割合の増え方(+3.5ポイント)も日本の他のチャンネル(+4.8ポイント)と同程度でした。今回の変更がショートに限られていることと合う結果ですが、件数が少ないため参考値です。

Q. 減った再生はどこへ行った?

はっきりとは追えませんが、10月は登録者100万人以上のチャンネルだけが再生の割合を増やしていました。
登録者数日本(9月→10月)海外(9月→10月)
1万人未満7.2% → 6.6%0.5% → 0.5%
1万〜10万人29.8% → 28.5%12.5% → 10.9%
10万〜50万人30.7% → 30.2%23.1% → 21.0%
50万〜100万人11.3% → 11.4%10.8% → 10.6%
100万人以上21.1% → 23.2%53.1% → 57.0%

各帯のチャンネルが、全体の1日の再生(日次増分の中央値の合計)に占める割合。

10月は日本も海外も全体の再生が落ち、その中で固定のファンを持つ大きなチャンネルだけが再生を保ちました。切り抜きが失った量(1日約1,700万回)は日本全体の減少(1日約2.6億回)の7%ほどで、切り抜きの再生が大手に流れたかどうかまでは、チャンネル単位のデータでは追えません。

10月に大きく伸びたチャンネルのカテゴリや種類(ショートドラマ・コント、映画・アニメ、スポーツ、海外のバズ動画の紹介など)も調べましたが、9月に大きく伸びたチャンネルとほぼ同じ構成で、切り抜きの再生の行き先と言える特定のジャンルは見つかりませんでした。

まとめ:おすすめ頼みの「そのまま切り抜き」は通用しにくくなった

長尺動画の場面をほぼそのまま切り出しただけのショートは、公認かどうかにかかわらず、おすすめで届きにくくなっています。

一方で、同じ素材でも編集や再構成で独自の要素を加えたチャンネルは影響が小さく、登録者という土台のあるチャンネルは10月も再生を保っていました。切り抜きを続けるなら、何を足しているかと、おすすめ以外から見に来てくれる視聴者を増やせているかが分かれ目になりそうです。下がったチャンネルの6割強は2週間たっても戻っていませんが、YouTubeのおすすめは今後も調整が続く可能性があり、11月に同じ方法で見直す予定です。

データの注意点:調査期間中のYouTube側の反映遅れ

9月から10月にかけて、YouTube側でチャンネルの総再生数の更新が止まり、翌日以降にまとめて反映される日が何度もありました。こうした日は分析から除くか、前後の日とまとめて扱っています。

日付出来事扱い
8/24長尺の再生数カウント変更(ショートは無関係)8/26以降のみ使用
9/2〜9/11総再生数の反映遅れ、9/11に一斉反映除外
9/21再生数の一括取り消し除外
9/29、10/1総再生数の更新が1日止まり、翌日に反映2日分をまとめて扱う
10/14、10/17同上(更新されなかったチャンネルが6割超)2〜3日分をまとめて扱う
9/25、10/6収集なし翌日を2日分として扱う
10/10収集時刻のずれ翌日と2日分をまとめて扱う

自分のチャンネルの数字が1日止まって見えても、翌日以降に戻ることがあります。

調査方法と制限

データ
TubeSakuが日次で記録しているYouTubeチャンネルの総再生数(約61.7万〜65.7万チャンネル)。8月から追えて、変更前の1日の再生が300回以上あるチャンネルを比較に使用。総再生数の更新が3割以上の日で止まっていたチャンネルと、自動生成の「- Topic」チャンネルは除外。
切り抜きチャンネル
8〜9月に切り抜きの検索で動画が3本以上見つかったチャンネル9,897のうち、観測した動画10本以上・タイトルの過半に日本語のかな・タイトルの7割以上に切り抜き表記があるもの(1,862)。ショートが7割以上を「ショート中心」(872)、3割未満を「長尺中心」(113)とした。
日本の他のチャンネル
切り抜き候補以外で、国の設定が日本、またはチャンネル名にかなを含むもの(44,675)。
比較期間
変更前 2026年9月12日〜28日、変更後 10月3日〜21日。9月の中での比較(9/12〜9/20 → 9/22〜9/28)を、何もなくても起きる上下の目安とした。
同規模比の伸び
各チャンネルの日次増分の中央値の比(変更後÷変更前)を、変更前の再生の規模が同じ帯(十分位)のチャンネルの中央値で調整したもの。
相対リーチ
各チャンネルの日次増分 ÷ 変更前の中央値の、グループの中央値。グラフはこれを日本の他のチャンネルの値で割った比。

集計データをダウンロード

本記事で使用した主要な集計値をCSVで公開しています。記事・動画・社内資料・研究等で利用できます。引用・転載の際は、出典として本ページをご記載ください。集計データはCC BY 4.0を想定しています。

CSV群別の要約
半分以下・4分の1以下・倍以上になった割合(9月/10月)と再生量
CSV日次の比(グラフの元データ)
切り抜きと日本の他のチャンネルの相対リーチの比。詰まりの日は2〜3日区間
CSV日次の相対リーチ(群別・区間処理なし)
9/12〜10/22の各日の値
CSV10月前半・後半の比較と持続
前半に半減したチャンネルが後半も半減のままか
CSV推薦への頼り方別(登録者あたりの1日の再生)
切り抜き・日本の他・海外
CSV登録者数の帯ごとの再生シェア
日本・海外、9月→10月
CSV登録者数の帯ごとの比較
切り抜きと日本の他
CSV再生0のショートの割合
公開週ごと、公開24〜72時間時点
CSV公認を名乗るチャンネルと目視サンプルの集計
件数のみ
CSV調査期間中のデータ上の出来事と扱い
反映遅れ・収集の欠け

※ CSVは集計値のみを公開しており、個別チャンネル・動画を特定できる生データは含みません。

よくある質問

公認の切り抜きなら影響を受けない?
受けないとは言えません。チャンネル名に「公認」を含む17チャンネルのうち7チャンネルは、同規模のチャンネルと比べた再生の伸びが半分前後まで下がりました。動画管理元の許諾があっても、編集がテンポや音声の調整にとどまるチャンネルは下がっていました。許諾は著作権の話で、YouTubeが今回見ているのは独自の要素があるかどうかです。
いつから影響が出た?
10月1日〜2日の区間からすぐに下がり、その後は10月21日まで横ばいでした。段階的に広がっていく形ではありませんでした。
長尺の切り抜きも下がった?
長尺中心の切り抜き113チャンネルには、ショート中心のような段差は見られませんでした。ただし件数が少ないため参考値です。
どんな切り抜きが下がりやすい?
登録者数に比べて再生数が多い、おすすめ頼みのチャンネルほど下がっていました。目視で比べた事例では、長尺動画の場面をほぼそのまま切り出した動画のチャンネルが下がり、フィラーの削除、字幕、演出、複数の動画からの再構成など手を加えたチャンネルは影響が小さい傾向でした。
再生回数が0のまま増えないのは今回の変更のせい?
既存のチャンネル全体では、公開1〜3日後に再生0のショートの割合は9月から10月まで0.1〜0.5%程度で、増えていませんでした。一方、テンプレートの枠と番号違いの同じタイトルで大量投稿していたチャンネルでは、50本中35本が再生0という極端な例がありました。また、YouTube側で総再生数の表示が1日止まり、翌日に戻る日が何度もありました。

参考資料

YouTubeヘルプ:YouTube ショートでのオリジナル コンテンツの優先について →
2026年10月1日のおすすめシステム更新のお知らせ。
YouTubeヘルプ:YouTube ショート ファンドについて →
10月16日に発表された招待制のボーナスプログラム。
Search Engine Journal:YouTubeの実験についての発言 →
気づかれる変更の多くは小規模なテストだという、YouTube担当者の発言を紹介。

関連調査

YouTubeで伸びる動画の法則 — 日本語16万本を「拡散力」で分析 →
本調査の「登録者あたりの再生」と同じ考え方(再生数÷登録者数)で、伸びる動画の型を分析しています。
YouTubeショートの再生回数は安定しない?通常動画と比較 →
ショートの再生のブレの大きさを、通常動画と比べています。
YouTube再生回数は8月24日の仕様変更で約2割増えた? →
本調査では、この仕様変更の後の期間だけを比較に使っています。